りんご音楽祭について

先日、開催されたりんご音楽祭というフェスが派手に炎上している。

理由は感染対策が不十分だったことだ。

私も画像を見たが、ソーシャルディスタンスを無視していたり、モッシュが起こっていたりと

今の状況にそぐわない光景が広がっていた。

マスクや消毒は行っていたらしいが、感染に関しての明確なルールはなかったらしい。

主催者側もいつまでも従来とは違うライブを行っていても音楽シーンは後退していくばかりだという見解なのだろうか。だったらそれは間違いであると思う。何事にも段階というものがあるし、これでクラスターが出なくても、音楽シーンが息を吹き返す訳ではないと思う。

この状況では一気に元の状態に戻すのではなく、少しずつ戻していくことが大事だと思う。

また、継続して感染者を出さないライブを継続していくのが大事であると思う。今の状況でモッシュ解禁したら一ヶ月しないうちにクラスター起こると思う。

それに一番許せないのは、いろんな音楽関係者がどうすれば開催できるのかということに頭を悩ませてる状況のなかでこれをすることである。今は開催するだけでも叩かれるのに、少しでも音楽シーンを良くするために行っている努力を踏みにじってる。はっきり言ってりんご音楽祭のやってることは音楽シーンを進展させるとかじゃなくて、単なる自己満足だし、その自己満足に多くの人を巻き込まないで欲しい。

今まで書いたことは主催者に関することだが、他にも不満がある。

まずは演者である。出演を快諾した時点で感染対策について聞かなかったのか?聞いた上で出演を快諾したのか?どちらにしても問題だと思う。客に対する安全の配慮が主催者同様欠けていたと思う。

最後に客である。モッシュという行為は自ら参加しないと起こらないものである。それを自分から起こすというのは、いかに安全面の意識が欠けているかわかる。

フラストレーションが溜まっているのはわかるが、我慢するべきだろ。

ライブに限らず、こういう意識の人間が多いから終息しないんだということをわかってほしい。

 

結局、りんご音楽祭に関わった人間はみんな自分勝手だと思う。音楽シーンを進展させたいという気持ちは持ってたかもしれない。普通の日常を早く取り戻すためにやったのかもしれない。しかし、その思いを持っているならばもっと方法があったはず。他の人たちのことを全く考えてない。

クラスターが結果的に出なくても許させる行為ではないし、りんご音楽祭が無事だからといって普通のライブに戻ることは絶対ない。それだけはわかってほしい。