SNSで憶測を発信することについて

邦ロック界限であるバンドの活動休止説が流れている。明日、発表されるそのバンドのドキュメンタリーの予告映像に活動休止をほのめかす内容があったからだ。私もそのバンドは大好きでライブにも通っている。思えば、そのバンドの去年の活動を振り返っても順風満帆とは言えなかったし、本人たちも悩みをMCで言ったりしていた。今年開催されるはずだったそのバンド主催のフェスのラインナップも例年よりはそのバンドにゆかりのバンドが多かったため、活動休止の噂が流れてもそんなに驚かなかった。

しかし、私はとても怒っている。何故なら公式で活動休止するという発表を全くしていないのにもかかわらず、噂を流すからである。何の根拠もない憶測をSNSでするのは正直どうかと思う。一種の誹謗中傷と同じではないだろうか。

仮に活動休止しなかった場合、バンド側もそんな噂が流れていい気がしないだろう。今の時代、どれだけSNSが影響のあるものかはここ最近の自殺等のニュースでわかっているはずなのにそのようなことをするのは理解できない。特にTwitterなどでフォロワー数が多かったり、ブログが有名な方が言及したりするとすぐに根拠のない情報が出回ってしまって、やるせなく思ってしまったり、もう少し自分の影響力というものを考えて欲しいと思ってしまう。モヤモヤした気持ちはあると思うが、ここはそっとしておくのがバンドに対する愛情ではないだろうか。かという私もこうやってブログで言及してる時点で同じようなものかもしれないが、あまりに噂が流れすぎていたので我慢できずに発進してしまった。今後は正式発表があるまでは静かにしておこうと思う。

最後に、本当に活動休止するならば私はそれはそれでいいと思う。私たちはロックバンドやアイドルを特別扱いしすぎている気がする。彼らも一人の人間だし、一つの職業と考えれば立ち止まることも必要かと思ってしまう。それによって色んな人が悲しむかもしれないが、そんなものは気にする必要はない。自分たちの人生なのだから納得いかなければ休んでいいし、やりたくなったらやればいい。私はその活動をファンとして一番に尊重できたらいいと思う。

とにかくファンのことは気にせずに自由にやってほしいと願う。